旧ユーゴスラビア7国について一言でまとめた話
こんにちは、太太です。
旧ユーゴスラビアの国ってちゃんといえます?違いがわかります?
お恥ずかしながら、旧ユーゴスラビアの7国がよくわかっていませんでした。アルバニアも入ってると思ってたし!(アルバニアは全く関係ありませんでした)。
今日は旧ユーゴスラビアの7国(セルビア・クロアチア・スロベニア・ボスニア・ヘルツェゴビナ・北マケドニア・コソボ・モンテネグロ)についてまとめました。南から順に説明します。
①北マケドニア共和国
・首都スコピエ
・人口は約210万人
・ほとんどが山
・なんだかめでたい国旗
・内陸国
旧ユーゴスラビアの中で一番の南にあるのに、なぜか北マケドニア共和国と名前がついています。もともとはマケドニアでしたが、ギリシャからケチがついたとか?
よくわかんないですが、今は北マケドニア共和国です。オリフリド湖が観光資源です。
②コソボ
・首都はプリシュティナ
・人口は約184万人
・人口の9割がアルバニア人
・大半がイスラム教徒
・昔はセルビアだった
・ヨーロッパ最貧国の一つ
国民の大多数がイスラム教徒のコソボは、2008年にセルビアから独立しました。
③モンテネグロ
・首都はポドゴリツァ
・人口は約62万人
・モンテネグロ人が45%
モンテネグロは7つの中で一番地味かと思われる旧ユーゴスラビアの国です。
④セルビア
・首都はベオグラード
・人口は約900万人
・セルビア人が8割強
・旧ユーゴの中の中心的な国
・セルビア正教会
セルビアは旧ユーゴスラビアの中で中心的な役割を果たしてきた国です。国民の大半はセルビア人、そして、セルビア正教会を信仰しています。
⑤ボスニア・ヘルツェゴビナ
・首都はサラエボ
・人口は約353万人
ヨーロッパの火薬庫と言われたように、この地域は紛争の耐えない地域です。民族間の争いが激しく、ボシュニャク人とセルビア人とクロアチア人は敵対し、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争にまで勃発しました。
⑥クロアチア
・首都はザグレブ
・人口は約441万人
・ドブロブニクが有名
・カトリックを信仰(8割強)
・EU加盟
・サッカーが人気
クロアチアはおしゃれな国旗とおしゃれな風景(ドブロブニク)で女子の心を掴み始めている国です。スロヴェニアと同様にEUにも加盟し、ヨーロッパの文化に溶け込んでいます。
⑦スロヴェニア
・首都はリュブリャナ
・人口は約202万人
・カトリック信者が2/3
・カルスト地形
・温泉国
スロヴェニアは旧ユーゴスラビアの中で一番西に位置し、隣はイタリアです。そのため、ヨーロッパ的な文化があり、信仰している宗教もカトリックが2/3です。EUやOECDにも加盟し、積極的な活動をしています。
カルスト地形の語源となったのはスロヴェニアです。
7つの地域をまとめてみました。スロヴェニアやクロアチアはヨーロッパ風、中部は紛争が多く、東は地味になるのかと。名前を変えさせられたマケドニアはかわいそうでした。