古期造山帯の山の画像をまとめてみた話
こんにちは、太太です。
山ってなんだか覚えられませんよね。平面で観てただけでもピンとこないですよね。はい、ワタシもそうです。
古期造山帯は、人間でいうところの中年と捉えましょう。そう、タイタイと一緒。新期造山帯ほどとがっておらず、安定陸塊より丸くなく。すべてにおいて中間なのです。
円熟の進んだ古期造山帯では石炭がとれます。また、安定陸塊では鉄鉱石がとれます。新期造山帯はかたさもなく、ゆるい石油や天然ガスがとれます。
古期造山帯は、アルプスヒマラヤ山脈と環太平洋造山帯をのぞいた地域という風に考えるとわかりやすいですね。みんな、図で観て頭にインプットよぅ。では、どうぞ。
ドラケンスバーグ山脈
ドラケンスバーグ山脈は南アフリカ共和国とレソトにかかっている山脈で、最高峰はレソトのタバナンソレニャナ(3,482m)です。ドラケンスバーグは「龍の山々」を表します。
比較的温暖な場所に属し、サン人による洞窟壁画が残されています。
グレートディバイディング山脈
グレートディバインディング山脈はオーストラリア東部にあり、世界で4番目に長い山脈です。ちなみに長い山脈ベスト3は、アンデス山脈・ロッキー山脈・南極横断山脈です。
グレートディバイディング山脈で有名なのは、スリーシスターズと呼ばれる岩。ブルーマウンテン観光の目玉として人気です。
ウラル山脈
ウラル山脈はロシアとカザフスタンにかかっており、ユーラシア大陸をアジアとヨーロッパにわけています。
古期造山帯の中で最も古い山脈のため、最高峰はロシアのナロードナヤ山の1,895m。なだらかです。
ウラルとは「帯」を表す言葉です。
スカンディナヴィア山脈
スカンディナビア山脈はバルト三国にまたがる山脈ですが、ほぼノルウェーとスウェーデンであり、さきっぽがちょっとだけフィンランドに入っている状態です。
左岸はフィヨルド、南下するほど険しくなっています。
ペニン山脈
ペニン山脈(ペナイン・ペンニン)は、北イングランドからスコットランドにかけて広がっています。もっとも高い山でも893m(クロスフェル)であり、古期造山帯の中でも穏やかな地形です。
アルタイ山脈
アルタイ山脈は、ロシア中国モンゴルカザフスタンをまたにかけており、アルタイの語源はロシア語の「金の山」からきています。昔は金銀銅などが産出されましたが、今はその勢いが低下しています。
天山山脈
天山山脈は古期造山帯に属していながら、最高峰がポペーダ山(キルギス)の7,439mと、新期造山帯並みの標高を誇っています。再隆起したためこの高さになりました。復活山脈としてテストで出される率も高いです。
さて、今日は「古期造山帯」についてのブログでした。少しでも皆様の頭に入りますように。画像で覚えましょう!