太太の世界なぞなぞブログ

世界地理を勉強中。「はて?」と感じたことをブログで綴ってます。

新期造山帯の山の画像をまとめてみた話

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こんにちは、太太です。

 

山ってなんだか覚えられませんよね。平面で観てただけでもピンとこないですよね。

 

新期造山帯は、新しくできた山で、いうなれば、人間の若造です。なにしろ若いんですから、トゲトゲガツガツ。尖っているのです。まるで暴走族のようなのです。

 

円熟の進んだ古期造山帯では石炭がとれます。また、安定陸塊では鉄鉱石がとれます。どっちもがっちがち。新期造山帯はかたさもなく、ゆるい石油や天然ガスがとれます。これも若造の証拠ですね。

 

若者は喧嘩っ早いため、火山もどっかーんです。これも覚えやすいといえば覚えやすいです。

 

新期造山帯は、アルプスヒマラヤ山脈環太平洋造山帯がメイン。それと南極大陸もです。みんな、図で観て頭にインプットよぅ。では、どうぞ。 

 

ヒマラヤ山脈

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ヒマラヤ山脈はインドプレートがユーラシアプレートに衝突し、間にあった海底が押し上げられてできた山です。

 

山頂ではアンモナイトの化石が見つかるなど、なかなか面白い場所ですね。最高峰はエベレスト山で、その他、K2などをはじめとする高い山がボンボンあります。

 

近年は地球温暖化の影響もあり、山頂付近の氷河が溶け出す事態が起こっています。

 

アルプス山脈

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アルプス山脈もアフリカ大陸がヨーロッパ大陸に突進してきてできた山です。

 

最高峰はモンブラン山。アルプス山脈は6カ国にまたがっており、ヨーロッパで一番有名な山脈です。

 

アルプスの少女ハイジ」が暮らしていたのは、スイスのマイエンフェルトという街です。日本人観光客に人気の場所ですよ。

 

 アトラス山脈

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アトラス山脈


アトラス山脈はアフリカにあり、西が最も高く、東に行くにつれてなだらかになります。モロッコ側ではスキーもできちゃう。

 

最高峰はツブカル山で、4,000mを超える大きさです。アトラス山脈ギリシャ神話のアトラスにちなんで名付けられました。

 

カルパティア山脈

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 カルパティア山脈は中央・東ヨーロッパにまたがっており、最高峰はスロバキアのゲルラホスカ山です。ヒマラヤ山脈ほど険しくありません。

 

ピレネー山脈

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ピレネー山脈はフランスとスペインの間にまたがっており、最高峰はアネト山の3,404mになります。

主な岩石は花岡岩ですが、山脈の西部地域では石灰岩もみられます。

 

アラスカ山脈

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アラスカ山脈はアラスカ湾に沿っており、花岡岩からなる断層山脈です。

 最高峰はデナリ山(6,194m)で、山脈の多くはツンドラ気候に属します。

 

ロッキー山脈

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ロッキー山脈はカナダとアメリカにまたがっており、最高峰はエルバート山の4,401mです。

 

ロッキー山脈から流れ出す河川は、太平洋と大西洋、北極海の3つの大洋に注ぎます。

 

アンデス山脈

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 アンデス山脈は7,500kmと最も長い山脈です。最高峰はアコンカグア山の6960m。太平洋プレートとナスカプレート南米大陸がぶつかり合いできました。

図を見てもわかるように、新期造山帯特有のトゲトゲガツガツがわかります。断面図問題はこれを頭に叩き込めばクリアーよぅ。