絶滅危惧種のいる世界遺産の話
こんにちは、太太です。
なんだか色々不安になってきたので「世界遺産検定2級公認テキスト300」を購入しました。地理の勉強って世界遺産必要?うーん、わかんないけど買っちゃった。2,000円でした。
①ヴィルンガ国立公園(コンゴ)はマウンテンゴリラとカバの生息地
コンゴ民主共和国(大きい方のコンゴね!右側だよ)は、赤道直下にある国で、ヴィルンガ国立公園が1979年に自然遺産へ登録されました。場所はコンゴの北東部、ルワンダの国境近くです。マウンテンゴリラやヒガシローランドゴリラなど22の霊長類、カバが住む自然豊かな場所です。
しかし、ルワンダの内戦により、コンゴには多くの人が流れ込み、環境が悪化。密猟が増え、ゴリラやカバが大量に殺されました。1994年に危機遺産として登録されました。
コンゴ民主共和国には5つの世界遺産がありますが、すべて危機遺産という有様です。がんばれコンゴ。
②コモド国立公園(インドネシア)は世界最大のトカゲがいる!
コモド国立公園(インドネシア 自然遺産)には、世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲが生息しています。
コモドオオトカゲは、別名コモドドラゴンとも言いますが、体長は2〜3m、体重100kgを超えることもあり、もう、トカゲじゃないじゃんというレベルです。
写真を観ただけでぎょえー!カワイクナイ。
③四川省のジャイアントパンダ保護区群(中国)には世界のパンダ30%がいる
四川省のパンダ保護区(中国 自然遺産)には、世界のパンダの30%が集中しています。中国はパンダビジネスも行っており、各国のパンダは貸し出されているのです。
パンダ保護区にはレッサーパンダや雲表などの絶滅危惧種も生息しています。ちなみに、太太が一番好きな動物はパンダです。
④リオプラタノ生物圏保存地域は鳥類の宝庫
リオ・プラタノ生物園保存地域(ホンジュラス 自然遺産)は、プラタノ川流域にあり、380種もの鳥類が生息しています。絶滅危惧種のコンゴウインコ、ベアードバクなどが有名です。
ちなみに、タイタイは鳥が一番苦手です。わけわかんなくて怖い。
世界遺産登録は1982年ですが、1996年に密猟や森林伐採のため危機遺産登録されました。2007年に一旦抜けましたが、またぐずぐずになり、2011年に再リスト入りしました。麻薬のようです。がんばれ、リオ・プラタノ。
⑤ソコトラ諸島(イエメン)はリュウケツジュが絶滅危惧種
イエメンは、アラビア半島の左下に位置する国です。アラビア半島はサイの横顔に似ているんですが、顎の部分といえばわかるかしら。
そのイエメンに所属するソコトラ諸島は、4つの島と2つの岩の小島からなります。ソコトラ諸島にあるリュウケツジュ(竜血樹)が絶滅危惧種なのです。島の乾燥が進み、固有種の半数が絶滅の危機にさらされています。
リュウケツジュは、樹脂が赤く、薬品や染料として使うことができます。