油ヤシとココヤシとナツメヤシってどうやって見分けるの?な話
こんにちは、太太です。
チリの勉強をしていると、農作物の輸出だ輸入だってでてきますよね。首をかしてげしまうのは「油」よぅ。油ヤシとココヤシ、ナツメヤシってなにがどう違うのでしょうか。みたことあるんかな、実物。
というわけで、今日は油ヤシとココヤシとナツメヤシってどうやって見分けるの?な話です。
油ヤシについて
油ヤシは主に熱帯で栽培される植物で、パーム油として一般的に知られています。有名なのは、西アフリカ原産のギニアアブラヤシと、中南米原産のアメリカアブラヤシの2つです。
パーム油は、マーガリンや洗剤など私たちの生活に普通に溶け込んでいるだけでなく、最近はバイオ燃料としての需要もあります。インドネシアとマレーシアではプランテーション化され、この2国で世界の生産の8割を誇っています。
ココヤシについて
ココヤシも油ヤシと同様、高温多湿の場所で育ちます。ココナッツが実になる木ですね。みたことありますし、ココナッツジュースもココナッツ油も知ってます。
ココヤシから採れる油はコプラと言います。主要生産国は、フィリピンやインドネシアです。
ナツメヤシについて
ナツメヤシは北アフリカから西アフリカにかけてが原産の木で、実を乾燥させるとデーツという保存食になります。
ナツメヤシはオアシス農業に向いており、灌漑施設を伴って栽培されています。ココヤシやパームヤシと異なり、乾燥が大好きです。主な生産国は、エジプトやイランなどです。
というわけで、パームヤシ、ココヤシ、ナツメヤシの違いをまとめてみました。
雨温図難民!大陸別気候区面積の割合を出してみた話
こんにちは、太太です。
なかなか雨温図が覚えられません。大方の分布を頭にいれるため、大陸別の気候区面積割合を出してみました。
図をスクロールすると全貌がみえます。スマホノカタごめんなさい。
大陸別気候区面積の割合を出してみた
Af | Aw | BS | BW | Cw | Cs | Cf | Df | Dw | ET | EF | |
ユーラシア | 3.5 | 3.9 | 15.9 | 10.2 | 9.6 | 2.2 | 5.7 | 25.8 | 13.4 | 9.8 | |
アフリカ | 19.8 | 18.8 | 21.5 | 25.3 | 13.1 | 1.3 | 0.3 | ||||
北アメリカ | 2.8 | 2.4 | 10.7 | 3.7 | 2.0 | 0.8 | 10.7 | 43.2 | 17.3 | 6.2 | |
南アメリカ | 26.9 | 36.5 | 6.7 | 7.3 | 6.7 | 0.3 | 14.0 | ||||
オーストラリア | 7.9 | 9.0 | 25.8 | 31.4 | 6.8 | 7.9 | 11.2 | ||||
南極 | 3.6 | 96.4 |
「地理データファイル」 割合は%
ユーラシア大陸はDfとDwが多かった
私たちの暮らすユーラシア大陸は、Df(冷帯湿潤気候)とDW(冷帯冬季少雨気候)が多かったですね。意外とCf(温帯)気候は少ない。
アフリカ大陸はBWメイン
アフリカ大陸はBW(砂漠気候)がメインです。サハラ砂漠だけでアフリカの1/3あるんですもの。空気はカラカラよぅ。ごくごく奇跡的にCf(温帯)があります。そこまでしかいけないのがアフリカ大陸です。
北アメリカ大陸は約半分がDf
北アメリカ大陸は約半分がDf(冷帯湿潤気候)です。
南アメリカ大陸は熱帯が多い
南アメリカ大陸は、Af(熱帯雨林気候)とAw(熱帯モンスーン気候)が多くなっています。すべての大陸の中で一番むしっとしてるってことですね。
オーストラリア大陸はBWが一番多い
オーストラリア大陸はBW(砂漠気候)が一番おおいという結果になりました。割合だけでいえば、アフリカよりも多いんです。
が、Cfが14%あるため、温帯にも属してます。アフリカとオーストラリアで迷うことになった時、温帯をみれば一発ですね。
南極大陸は寒すぎる
南極大陸はET(ツンドラ気候)とEF(氷雪気候)だけなのでわかりやすいです。
迷うとしたら
・オーストラリア大陸orアフリカ大陸
ですかね?
ユーラシアは広い分色々な気候があるってことです。アフリカに温帯はほぼほぼ存在しないってことも覚えておけばOK?
さて、今日は「雨温図難民!大陸別気候区面積の割合を出してみた話」についてのブログでした。少しでも皆様の頭に入りますように。画像で覚えましょう!
都市に関するカタカナ地理用語に悪戦苦闘している話
こんにちは、太太です。
都市のカタカナ地理用語ってわけわかんなくなりますね。ヒイヒイ言いながら連想し、こじつけ、暗記しています。今日は都市に関するカタカナ地理用語のお話です。
メトロポリス(巨大都市)
メトロポリスは、日本語に訳すと巨大都市の意味。単体で大きい都市のことです。 ニューヨークや東京、ロンドン、ニューヨークなどが該当し、その国の中心的な役割を果たす都市を指します。
メガロポリス(巨帯都市)
メガロポリスは、日本語に訳すと巨帯都市の意味です。大きな都市が通信や交通などでつながったものを指します。ワシントンDCからボストンまでとか、東京〜名古屋〜大阪までなど。
コナベーション(連接都市)
コナベーションは、日本語に訳すと連接都市の意味です。お隣の都市とくっついて1つの都市のような働きをしています。たとえば、京都奈良大阪、ドイツのルール地方など。
ドーナツ化現象
都心のど真ん中から人がいなくなり、郊外に人が移り住むこと。郊外=夜間人口>昼間人口、都心=昼間人口>夜間人口です。
スプロール化現象
都市計画が充分にされないまま、土地が安い郊外に工場や住宅施設が混在。街の機能がおかしくなってしまう状況を指します。
セグリゲーション
人々が住み分けをしている現象です。
インナーシティ問題
都心近くの古くからある住宅街が荒廃化していく現象です。
さて、今日は「都市に関するカタカナ地理用語」についてのブログでした。少しでも皆様の頭に入りますように。画像で覚えましょう!
アフリカの自然地形を写真で一気におさらいするよな話
こんにちは、太太です。
最近アフリカ一色です。よくわかなんなかったので毎日毎日アフリカのことを考えるようにしたのです。そうしたらね、アフリカがわかるようになってきました。で、一段落と称し、アフリカの自然をまとめてみることにしました。ではどうぞ。
アトラス山脈
・新期造山帯
・モロッコ側ではスキーもできちゃう!
・モロッコ ツブカル山(4,167m)
ドラケンスバーグ山脈
・南アフリカとレトソにかかる山脈
・古期造山帯
・レトソ タバナントレニャナ山(3,482m)
・サン人の洞窟壁画
ナイル川
・10の国(タンザニア・ブルンジ・ルワンダ・ウガンダ・コンゴ・南スーダン・ケニア・エチオピア・スーダン・エジプト)を通る
・6,650平方km
・アフリカ最長の川
コンゴ川
・8つの国(コンゴ民主共和国・中央アフリカ・コンゴ共和国・アンゴラ・ザンビア・タンザニア・ブルンジ・ルワンダ)を流れる
・水源はカタンガ高原で、大西洋に注ぐ
・1年を通して水量が多い
・アフリカ第二の川
・4,470平方km
・赤道が通る
ニジェール川
・本流は5つの国(ギニア・マリ・ニジェール・ペナン・ナイジェリア)を通る
・フータ・ジャロン高原が源流、ギニア湾に注ぐ
・4,180平方km
・ナイジェリアに入ると高度が下がり、水流がはやくなる
ヴィクトリア湖
・ナイル川の源流
・世界第三位の湖
・一番深くても84m
・赤道が通る
マラウイ湖
・世界で9番目に大きい湖
・最大水深は796m
・断層湖
キリマンジャロ山
・成層火山
・アフリカ大地溝帯の東リフトバレー
・2.5kmのカルデラあり
サハラ砂漠
・11の国(モロッコ・西サハラ・モーリタニア・アルジェリア・マリ・ニジェール・チュニジア・リビア・チャド・エジプト・スーダン)にまたがる
・アフリカの1/3を占める
・最高値はエミクーシ山(チャド)の3,415m
・7割は礫砂漠 残りは砂砂漠と山岳、岩石砂漠
ナミブ砂漠
・ナミビア
・なにもないという意味
・ベンゲラ海流(寒)で生じた西岸砂漠
・赤い
カラハリ砂漠
・南西部は砂漠気候、その他はステップ気候
・北東部には世界最大のダイヤモンド鉱山あり
エチオピア高原
・カッファ地方はコーヒーの原産地
・平均標高は2,300m
さて、今日は「アフリカの地形」についてのブログでした。少しでも皆様の頭に入りますように。画像で覚えましょう!
ジジババが多いのはどこ?国別年齢3階級別人口構成割合の話
こんにちは、太太です。
そろそろ私も中年と言われる時期に突入し、体力や知力の衰えを感じます。ああ、若返りたい。そして中身は円熟したいです。勉強しよう、そうしよう。
今日は「ジジババが多いのはどこ?国別年齢3階級別人口構成割合の話」のお話です。
大陸別に人口を調べてみた!地域別人口の推移
0〜14歳 | 15〜64歳 | 65歳以上 | |
(1) *2016 |
12 | 60 | 28 |
アメリカ *2015 |
19 | 67 | 14 |
ドイツ *2015 |
13 | 66 | 21 |
(2) *2011 |
30 | 64 | 6 |
(3) *2015 |
17 | 73 | 10 |
(4) *2007 |
45 | 51 | 4 |
オーストラリア *2014 |
19 | 66 | 15 |
「世界国勢図会」より 単位は%
さーて、今日は問題です。1〜4の国名をあててみましょう。統計年度がずれてはいるものの、傾向としてはわかりやすいです。
答えは、日本・中国・エチオピア・インドのいずれかです。(1)と(4)はかんたん、(2)と(3)は悩むんじゃないでしょうか。
(1)は日本
(1)は日本が該当します。高齢者が一番多いですから!
(2)はインド
(2)はインドが該当します。人口が増えている国は、0〜14歳の割合が高いんです。
(3)は中国
中国とインドは人口バトルを繰り広げていますが、0〜14歳の率が約半分違うのです。こういったズレが将来の人口逆転につながるのでしょう。なお、中国(大陸の人)はそんなに長生きではありません。香港は長生きですけど。
(4)はエチオピア
エチオピアはぐおんぐおん人口が増えているため、(4)になります。めっちゃわかりやすかったですね。
今日は「ジジババが多いのはどこ?国別年齢3階級別人口構成割合の話」を学びました。少しでも皆様のお役に立ちますように。
大陸別に人口を調べてみた!地域別人口の推移の話
こんにちは、太太です。
世の中には76億人もの人が暮らしていますが、さて、みんなどこにいるんでしょうね?大陸別だとどこが多いのでしょうか。
今日は「大陸別に人口を調べてみた!地域別人口の推移の話」のお話です。
大陸別に人口を調べてみた!地域別人口の推移
1980年 | 2000年 | 2017年 | |
アジア | 2,642 | 3,730 | 4,504 |
(1) | 480 | 818 | 1,256 |
(2) | 694 | 727 | 742 |
(3) | 254 | 313 | 361 |
(4) | 364 | 526 | 646 |
オセアニア | 23 | 31 | 41 |
世界計 | 4,558 | 6,145 | 7,550 |
「世界国勢図会」より 単位は百万人
さーて、今日は問題です。1〜4の国名をあててみましょう。アジアとオセアニアはすぐわかるんですよ。オセアニア=一番人口が少ない、アジア=一番人口が多いですよね。問題はそれ以外の地域です。
(1)はアフリカ
(1)はアフリカが該当します。人口がどんどん増えているのがヒントですね。2050年にはナイジェリアがアメリカ人口を抜くなんて話も出てますし、アフリカは大発展を遂げるかもしれませんね!
(2)はヨーロッパ
(2)はヨーロッパが該当します。一定の推移です。多くもなく、少なくもなく。成熟した国が多いからでしょうか。
(3)は北アメリカ
(3)は北アメリカが該当します。国の数も少ないし、当たり前っちゃあ当たり前。アメリカだけで約3億3,000万人ぐらい、カナダは大国の割に人が少なく、約3,700万人ほどしかいません。
(4)は中南アメリカ
(4)は中南アメリカです。大陸で観ると、北アメリカよりも中南アメリカの方が総人口が多いんですね。ブラジルやメキシコが牽引しています。
今日は「大陸別に人口を調べてみた!地域別人口の推移の話」を学びました。少しでも皆様のお役に立ちますように。
センター試験地理B2019を解いた話
こんにちは、太太です。もう11月ですよ。ですので、センター試験地理Bの問題を解いてみました。
でけでけでけでけー、74点でした。偏差値換算すると57.4でした。9問ミスしました。目標まであと11点ね。私頑張ります。今日は見直しです。
センター試験地理B2019 正誤表
設問 | 正答 |
1 | ☓ 成帯土壌について |
2 | ○ |
3 | ○ |
4 | ○ |
5 | ☓ 海氷について |
6 | ○ |
7 | ○ |
8 | ○ |
9 | ☓ コーヒー豆の流通経路の読み取り |
10 | ○ |
11 | ○ |
12 | ○ |
13 | ☓ パリの都市部の成り立ちについて |
14 | ○ |
15 | ○ |
16 | ○ |
17 | ☓ 地図の読み取りについて |
18 | ○ |
19 | ○ |
20 | ○ |
21 | ○ |
22 | ○ |
23 | ☓ 各都市の特徴について |
24 | ○ |
25 | ○ |
26 | ☓ ウクライナとウズベキスタンの農業工業について |
27 | ○ |
28 | ☓ 宗教をからめた肉の食べ方について |
29 | ○ |
30 | ○ |
31 | ○ |
32 | ☓ 地図の読み取りについて |
33 | ○ |
34 | ○ |
35 | ○ |
問1:成帯土壌について
・ギニア湾岸=疎林と長草草原=熱帯のサバナ気候=赤色のラトソル=土が痩せている
・サハラ砂漠南縁=乾燥帯のステップ気候=丈の低い草=栗色土
・ルブアルハリ砂漠=乾燥帯の砂漠気候=砂漠土
・華北平原=温帯=針葉樹と落葉広葉樹の混合林=褐色森林土
・ラプラタ川流域=湿潤パンパ=丈の高い草原と肥沃な黒色パンパ土
問5:海氷分布図について
・夏に永久凍土がとけると道路の走行が困難化し、建物の倒壊などのおそれあり
・海氷が縮小すると犬ぞりやスノーモービルでの移動が減り、狩猟に支障がでる
・東シベリアの北極海沿岸では高波による海岸侵食が進行している
問8:コーヒー豆の流通経路について
・アフリカのコーヒー輸出はモノカルチャー経済であり、世界的な価格変動の影響をうけやすい
・コーヒーの取引価格は、消費国での流通過程でより上昇する
・フェアトレードはコーヒー生産でも注目されている
・フードシステム(食料供給体系)を統括する拠点は先進地域の消費国に置かれている
問13:パリ市街について
・セーヌ川沿いに発展したシテ島を発見する=ルーブル美術館のあたり
・ラデファンスは郊外=近代的な建物
・住宅街は更に中心部から離れる
問17:時代別住宅区域
・条理制=古代に形成された集落
・寺社=近世代に形成された城下町
・中央分離帯=現代の街並み
問23:都市の特徴
・カイロはイスラム地域だが、新市街には防御のための迷路型道路はみられない
・モナコは高級リゾート地で、カンヌとニース、モナコはコート・ダジュールと呼ばれている
・ジェノバは北イタリアの三角工業地帯の一角であり、造船や輸入原料を利用した鉄鋼業が盛んである
問26:ウクライナとウズベキスタンの農業工業
・ウズベキスタンは綿花の栽培がさかん(世界6位)
・ウクライナのドニエプル工業地域では石炭と鉄鉱石がとれる
問28:肉の消費量とカロリー
・ウズベキスタンはイスラム教徒がいるため豚肉消費が少なく羊肉を食べる
・ウクライナはチーズや肉をよく食べるため、総カロリーが多い
・日本人は羊肉をほぼ食べない
問32:地図の読み取りについて
・日本列島の太平洋岸は暖流の黒潮と韓流の親潮が会合し、宮崎県沖では黒潮(暖流)の影響をうけた気候や植生がみられる
・鬼の洗濯板は海中でできた砂岩と泥岩が交互に積み重なって隆起したあと、波によって長年洗われ、変な形になった