「ラオス」と「カンボジア」の違い
こんにちは、太太です。
「ラオス」と「カンボジア」ってよくわかりません。東南アジアの一員なのはわかるのですが、国のイメージがぼんやりしすぎて意味不明。とくにラ・オ・ス!
というわけで、今日は「ラオスとカンボジアの違い」を見つけてみました。
ラオスとカンボジアの違いをまとめてみたよ
ラオス人民民主共和国 | カンボジア王国 | |
首都 | ヴィエンチャン | プノンペン |
人口 | 約691万人 | 約1,510万人 |
面積 | 約23万6800平方km | 約18万1,000平方km |
公用語 | ラーオ語 | |
通貨 | キープ | リエル |
宗教 |
上座仏教60% その他40% |
上座仏教90%
|
日本との時差 | −2 | −2 |
備考 | 旧宗主国はフランス | 旧宗主国はフランス |
忙しい方のために、まずはどどーんとまとめを載せますね。これがラオスとカンボジアの違いです。
ラオス人民民主共和国とカンボジア王国は、東南アジアに位置する国。両国ともに旧宗主国はおフランスですが、公用語にはなっていません。
両国で共通するのは上座仏教ぐらい。お隣さん同士でも特に接点がない感じ。さて、どうやって比べましょう、か。
ラオスは東南アジアで唯一の内陸国
少し詳しくみていきましょう。
まずはラオスから!
ラオスはタイヤベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーなどと隣接する東南アジア唯一の内陸国です。
ラオスは、人口は約691万人 、面積は約23万6,800平方km で、細ながーく伸びているのが特徴です。公用語はラーオ語、主な宗教は上座仏教(じょうざぶっきょう)。
上座仏教は、南インド〜東南アジアで信仰されている仏教の1つで、お寺の作りも日本とは違ってキンピカピカピカ。お坊さんたちの衣装もオレンジっぽくておしゃれです。ラオスやタイ、カンボジアなどで信仰されている宗教なんですよ。
きんぴかぴかぴか
タートルアンは、ラオスの首都ヴィエンチャンにある仏塔で、ラオスの国章にも描かれており、ラオスのシンボルともいえます。
ラオス=なにもないと思われている
ルアンパバーンの街並み
さて、今回の目玉はなんといってもラ・オ・ス。その中でも心踊ったのは グーグル検索で「ラオス 何」と打った時よぅ。
ラオス 何もない
ラオス 何がある
ラオス 何する
などなど、不思議な言葉がひっかかりました。ラオスって何もないんでしょうか。
ふむふむ。ふむふむ。
ふむふむふむふむ。
ラオスにないもの。
それは、マクドナルド、ケンタッキー、スターバックス、セブンイレブンなど。いわゆる、資本主義経済国のチェーン店ですね。ラオスにはないらしい。海外にいってそれらを食べたいかというと否なんですけれど、「ない」という現実は知っておいて損はなさそうです。
ラオスの鉄道は3.5kmだけだった
ないといえば、ラオスの鉄道も怪しかったですね。唯一ある鉄道は、タイとラオスを結ぶ3.5kmの路線のみでした。これって1駅分くらいじゃん!ゲボン。しかも国境越えでしょ。ラオス国内を行き来するものではないというのが事実のようです。
ラオスには数年前まで山賊が出ていた
逆にラオスに沢山あるのは、キンピカピカピカの寺院。瞑想に力を入れている上座仏教では、お坊さんたちの地位も高く、仏の教えをとても大切にしています。のんびりしたムードは仏教の力によるものなのか???
素朴な感じをうけるラオスですが、2016年頃までは、山で山賊が出没シていた模様。安全なんだか怖いんだかよくわかりませんね。どちらにせよ、夜間の外出には気をつけましょう。
カンボジアは政情が安定してきた
お次はカンボジアをリサーチしていきましょう。
カンボジアの人口は約1,523万人、面積は約17万71000平方km。公用語はクメール語です。通貨はリエルという聞きなれないお金を使っています。
カンボジアは、タイやラオス、ベトナムにまわりを囲まれています。タイやベトナムルートでカンボジアをまわる旅行者も多いんですよね。見どころもあるため、観光収入で外貨獲得もできてます。
カンボジアは、1970年代のクメール・ルージュ政策により、200万人以上の人が犠牲になりました。暗黒の時代を経、今は安定した状態を保っています。
カンボジアといえば、なんといってもアンコール・ワット!これはユネスコの世界遺産(文化遺産)であり、人気観光スポットの1つです。
カンボジアでも上座仏教が主流のため、アンコール・ワットも上座仏教寺院に改修されました(もともとはヒンドゥー教の寺院だった)。アンコール・ワットはカンボジアの国旗の中にも描かれており、自他共に認めるカンボジアのシンボル!
ラオスのシンボルはタートルアン。カンボジアのシンボルはアンコール・ワット。どちらとも宗教に関するものですね。
カンボジアのカレーはフランスパンと食べる?
ナイトマーケットの様子
カンボジアはフランスの植民地だった影響もあり、カレーにはフランスパンを添えて出す文化もあるそうです。
ベトナムもなますをフランスパンで挟んで食べるもんね。旧宗主国の文化というのは侮れんですね。
なお、カンボジアのカレーは、ココナッツミルクやお砂糖、エシャロットなどを入れて作ります。クックパッドや各国レシピサイトなどで「クメールカレー」「カンボジアカレー」と検索すると本物の味に出会えるかも!?
お隣の国とはいえ、近いものがあまり感じられませんでした。ん?比べられたかな。まあ、いいか。
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