東南アジアと南アジアの世界遺産話
こんにちは、太太です。
世界遺産登録がスタートした時は、正直アジアははぶかれてました。徐々に徐々に登録遺産の数は増えてきています。今日は東南アジアと南アジアの世界遺産話をまとめました。
①カトマンズの谷(ネパール)
カトマンズ盆地は標高1,300mの場所にあり、1979年にカトマンズの谷が世界遺産に認定されました。人よりも神々が住む街と言われています。
この地は15世紀後半にカトマンズ・パタン・バドガオンという3国に分離し、独自の文化発展をとげました。
カトマンズ→ダルバール広場に多くの寺院が建つ
パタン→工芸が盛ん「ラリトプル」の別名あり(美の都)
バドガオン→信者の街でバクタプルとも呼ばれる 55の窓のある王宮が有名
②シーギリヤの古代都市(スリランカ)
スリランカの中部にはシーギリヤと呼ばれる有名な遺跡があります。これは5世紀頃にカッサパ1世によって造られました。
カッサパ1世は父ダートゥセナを殺して王位につきましたが、弟モッガッラーナとの争いに破れて自害しました。悪いことするとだめですね。
シーギリヤロックには城塞跡が残っています。獅子の門やシーギリヤレディーなどの芸術作品があります。
③フエの歴史的建造物(ベトナム)
19世紀にフランスの攻撃でフエは打撃を受けたのですが、街の建造物は20世紀半ばまでほぼ無傷で残されていました。しかし、1960年代のベトナム戦争で多大な被害を受け、ボロボロになってしまいます。1984年にベトナム政府が文化財保護運動をスタートし、1993年にフエの建物群が世界遺産に認定されました。
フエは19〜20世紀に栄えたベトナム最後の王朝グエン朝があった場所です。北京の故宮ににせた王宮、バロック様式の陵墓などがあります。
④ラホール城とシャーラマール庭園(パキンスタン)
ラホール城はパキスタン東北部にあり、ムガル帝国三代目のアクバル帝が着手した城塞です。その後、歴代の王たちが増改築を繰り返しました。
特に有名なのは、5代目のシャージャハーン帝であり、大好きな奥様のために私室シーシュ・ハマルを増設しました。なお、5代目は、アーグラに奥様の霊廟タージマハルも作っています。大好きすぎて大事にしまくったんだって。
まあ、ちょっとよくわかんないですけどこんな感じです。