スペインとポルトガルの宗教と土産物の違いの話
ぼあたーるじ、太太です。
スペインとポルトガルって基本セットですよね。スペインとフランスがセットになることはあっても、ポルトガルがどこかとセットというのはあんまりきいたことがない。ポルトガル単体っていうのもないない。
というわけで、スペインとポルトガルをまとめて覚えてみます。ではどーぞ。
スペインとポルトガルの宗教について
スペインとポルトガルはともにカトリック信者が多いのですが、その中でも若干の違いがみられるようです。
ポルトガルの北部にあるファティマは、キリストの母マリアが3人の牧童の前に現れてメッセージを残したとして有名な地なんだそうです。
ファティマ大聖堂はカトリックの聖地として祀られています。っていっても、一般的な日本人は多分しらない(と思いたい)。超マニアックな話(と思いたい)です。
こちら、マリアからお告げを告げられたというラッキーな3人の牧童たち。知らんがな。ねえ???
マリア信仰はスペインのほうが強いんじゃないかなーと思ってたんですけど、ファティマ大聖堂の話を知ってからはそう感じなくなりました。
子育てをしていると母と子の絆というのは本当に強いのがわかるんです。父と子とは比べ物にならんですね。「ピエタ」像とかみると胸熱になるもの。
スペインは聖ヤコブの巡礼
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラは、ローマやエルサレムと並ぶキリスト教の三大巡礼地であり、大聖堂にはキリスト十二使徒の一人聖ヤコブの遺骸が祀られています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラのほうがファティマより有名だよね。タイタイ知ってたもの。
聖ヤコブは、ヘロデアグリッパ一世に斬首されたあと、貝がいっぱいついた船でスペインに運ばれたとか。それで帆立貝=聖ヤコブのイメージになっているようです。
お遍路さんなる巡礼道にはホタテのマークが書いてあります。7月25日は聖ヤコブの日です。
スペインとポルトガルの特産品
スペインとポルトガルの特産品についてはまったく逆で考えていました。
リヤドロ(スペイン)
スペインのお土産品の1つはリヤドロ。リヤドロ家がはじめたもので、磁器人形がメインです。バレンシア産の白色カオリン磁土を使用し、線が細くかわいらしい作品が多いです。思わずほしくなっちゃうね!
バルセロスの雄鶏(ポルトガル)
昔、金持ちが酒宴を開いた。宴の真っ最中、金持ちは自分の純銀製の食器類が客に盗まれたことを知った。彼は旅人に疑いをかけて宴の席へ連れてこさせた。旅人は自分の潔白を主張したが、誰も彼を信じなかった。金持ちはまさに焼いた鶏肉を食べようとしていた。すると旅人は言った。『私が無実なら、このニワトリが三度鳴くでしょう。』旅人がそれを皆の前に掲げると、ニワトリは鳴いた。旅人は解放された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%82%B9
こういう伝説がポルトガルであるようで、ポルトガルのお土産=雄鶏らしい。見た目だけで判断するとスペインっぽくない?ガウディとかピカソっぽくない?間違えちゃった!