地球の歴史がわかる世界遺産話
こんにちは、太太です。
なんだか色々不安になってきたので「世界遺産検定2級公認テキスト300」を購入しました。地理の勉強って世界遺産必要?うーん、わかんないけど買っちゃった。2,000円でした。
今日は地球の歴史に絡んだ世界遺産の話を勉強します。
①ドロミテ山塊(イタリア)
アルプス山脈の北部に位置するドロミテ山塊は、1790年にフランスの考古学者ドロミウがドロマイト(苦灰石)を発見した場所です。氷河地形やカルスト地形もみつかり、地球の歴史を知ることができます。
ドロマイトは炭酸マグネシウムを多く含んでおり、ドロミテ山塊はゴツゴツつんつんした山肌がみられます。この地域は化石の山地であり、2億5,200〜2億100万年前のものが見つかります。有名なのは、サンゴで造られた炭酸塩を含む地層です。
②ジャイアンツコーズウェイ(イギリス・北アイルランド)
ジャイアンツコーズウェイは1986年に自然遺産に登録されたもので、アイルランド島北端(北アイルランド)の海岸線にみられる地形です。
正六角形の石柱が8kmにも渡って続いていますが、人間が作ったものではなく、マグマが冷える過程で造られた自然現象です。
③ヘーガ・クステンとクヴェルケン群島(スウェーデンおよびフィンランド)
バルト海沿岸のボスニア湾に面するヘーガ・クステン(スウェーデン)とクヴァルケン群島(フィンランド)は、2000年に自然遺産登録された地です。
氷河の融解によって土地が隆起する現象が起こっています。年に8〜10mm程度の速度で続いています。
③バーバートン・マコンジュワ山脈群(南アフリカ共和国)
2018年に登録されたバーバートン・マコンジュワ山脈群は、南アフリカとスワジランドに隣接する区域で、世界最古の地質構造の1つであるバーバートン・グリーンストーン・ベルトの4割を含んでいます。
④カナイマ国立公園(ベネズエラ)
1994年に自然遺産登録されたカナイマ国立公園は、ベネズエラ南東部に位置します。ギアナ高地の中心にあり、いくつものテーブルマウンテン(卓上地)があります。
テーブルマウンテンの中でも有名なのがテプイ(神の家)と呼ばれるものです。およそ17億年前の先カンブリア時代の岩盤が風雨によって削られ、硬い部分だけが残っています。
カナイマ国立公園内には、エンジェルフォール(落差979m)があり、有名な観光名所になっています。
地球の歴史がわかる世界遺産ってダイナミックですね。