中国の5自治区について一言でまとめた話
こんにちは、太太です。
中国って広いですよね。広すぎてよくわかんないですよね。しかも、自治区や特別区、直轄市なんてのもあります。都道府県で管理されている日本とはちょっと違うかも。
今日は中国にある5つの自治区(新疆ウイグル自治区・西広チワン族自治区・内モンゴル自治区・寧夏回族自治区・チベット自治区)についてまとめました。
チベット自治区=チベット仏教と雨温図
・人口約274万人
・90%以上がチベット族
・チベット高原 ヤク
チベットでよく話題になるのは、ラサの気候について。ラサは高度が3,650mと高く、年間平均気温が7.9度。夏に少量の雨がふります。高山気候(H)に属します。
新疆(しんきょう)ウイグル自治区=資源王国
・新疆(シンチャン)維吾爾自治区
・人口約2,500万人
・45%がウイグル族
・綿花は国内生産1位
新疆ウイグル自治区は、綿花の栽培が中国で1位です。この地で生産される綿花は新疆綿と呼ばれ、世界三大コットンの1つです。油田も自治区内に38あり、中国の約3割の油田採掘量を誇っています。
個人的にウイグル料理が好きです。うみゃい。
内モンゴル自治区=資源でがっぽり
・自治区首府はフフホト市
・人口約2,300万人
・モンゴルよりもモンゴル族が多い
・風力発電 石炭
・レアアースは中国一の採掘量
・ワイン栽培
内モンゴル自治区は、日本の3倍の面積を持つ地域で、人口も2,300万人と多く、資源に恵まれています。モンゴル国内よりもモンゴル族が多く暮らし、公用語にもモンゴル語が含まれています。
この地区では、風力発電やワイン栽培にも力を入れており、今後の中国の食生活やエネルギー関係でも力が出てきそうです。
広西チワン族自治区=チワン族とさとうきび
・広西(クワンシー)壮族自治区
・自治区首府は南寧市
・人口約4,800万人
・桂林
・サトウキビ
・ベトナムとの関係
チワン族が人口の約3割を占める広西チワン族自治区は、4,800万人もの人が暮らす大きな自治省です。北部には世界遺産で有名な桂林があります。
亜熱帯性気候に属するため、米の二期作もさかんです。サトウキビにおいては、中国国内の生産量の6割をしめています。
隣接するベトナムとは重要な拠点になっています。
寧夏回族自治区=地味だった
・自治区首府は銀川市
・人口約588万人
・砂漠化が進んでいる
・太西石炭
・石膏
寧夏回族自治区は、内モンゴル自治区の南にあり、砂漠化が進んでいる地域です。回族とは中国最大のムスリム集団のことです。
内陸部に位置しますが、黄河が流れているため、小麦や米、魚、とうもろこし、テンサイなど、いろいろなものが採れます。
5つの自治区をまとめてみました。個人的に内モンゴル自治区が気になります。一時爆発的に資産が増えたらしいんですけど、バブルがはじけたみたいなんですよね。そこからの再生ですので要チェックです。