中央アジア(カザフスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタン・タジキスタン・キルギス)についての話
こんにちは、太太です。
スタンの国ってよくわかんないですよね。「〜すたん」。なんなのでしょうか。位置関係もよくわかりません。というわけで、今日は中央アジアの国についてまとめてみました。
中央アジアの地理的特徴
中央アジアはカスピ海の右あたりに位置します。「ン」がつく国ばっかりですよね。
カザフスタンとウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギスは、もともとはソビエトでした。上から順に国をおっていきましょう。
①カザフスタンは中央アジアの優等生
カザフスタンはウクライナから続くチェルノーゼムのおかげで、小麦やてんさい、じゃがいも、綿花栽培などがさかんです。牛や羊などの遊牧も行われています。
工業では、原油やボーキサイト、ウランなどの鉱山資源がとれ、カラカンダ炭田を背景に重工業の発達もみられます。農工ともに発達し、中央アジアの中では発達した国です。
公用語はカザフ語とロシア語で、イスラム教信者が7割にのぼります。
②ウズベキスタンはアラル海
ウズベキスタンはカザフスタンの南部に位置する国で、カザフスタンと一緒に中央アジアを牽引する存在です。
ウズベキスタンの首都タシケントは、シルクロードの古都であり、中央アジア最大の都市です。綿工業や重工業が発達しています。
アラル海はかつては世界で④番目に大きな湖でしたが、過剰な綿花栽培で水を使ったため、どんどん干上がってしまいました。面積は半分に、水量は1/3にまで減っています。
③キルギスの国土はほとんど山
キルギスは国土の4割が3,000mを越す山であり、トータルでみても約7割が山です。天山山脈やそれに続く山岳地帯に属しています。綿花やたばこが栽培され、山からは水銀や金が採れます。特に水銀は世界でも屈指の採掘量です。
④トルクメニスタンは独裁国家
トルクメニスタンはカラクーム砂漠が国土の85%を占めており、人々は南部の山側に住んでいます。首都のアシガバードもカスピ海に面した場所ではなく、南の山側にあります。
天然ガスの採掘や綿花の栽培が行われています。1995年に永世中立国となりましたが、独裁が続いています。
さて、今日は「中央アジア」についてのブログでした。少しでも皆様の頭に入りますように。画像で覚えましょう!